匠の素材
糸の匠
熟練の撚糸職人が長年にわたりこだわり続けてきた技術の強撚(きょうねん=糸を強く回転させ撚る [=ボイル])に、さらに磨きをかけた超強撚の糸。
極細の高級な綿糸に用いるその技術は、限界まで強い撚りをかけることで、繊細さに強靭さを併せ持つ糸に生まれ変わりました。
季節や気候で変化する綿の状態を指先に感じ取り、その都度加工を加減することで常に安定した素材を作れるのです。
1 紡績商社から入荷した糸を高温で解撚する。
2 強撚をかけながらボビンに巻く。
3 ガス焼きで毛羽をとる。
4 切れる寸前まで追撚する。
5 元のチーズに巻き直す。

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